php.iniのファイルアップロードサイズを変更する場合は、 以下の3つの設定値を設定するとよいです。
大きなファイルをアップロード するには、post_max_sizeの値を
upload_max_filesize より大きく設定する必要があります。
また、一般的にmemory_limitは、post_max_sizeよりも
大きくする必要があります。
Nginxを利用したWebサーバーを構築している場合は編集するphp.iniの設定ファイルに注意しておく必要があります。
cliで実行されるphp.iniとfpmで実行されるphp.iniの2種類あるためです。
コマンドでphp.iniの場所は、php --iniで確認できますが、こちらの場合
/etc/php/7.4/cli/php.iniというようにcliのパスが出力されます。
/etc/php/7.4/cli/php.iniの値を変えても、Webアプリから利用した場合にはこちらの設定値ではなく、
/etc/php/7.4/fpm/php.iniの設定値が利用されるため、注意しましょう。
php.iniの設定を変えたのになぜか設定が反映されないといったことで、私はハマりました。(汗)
ちなみに
phpinfo()関数でwebからphp.iniの設定を確認した場合は、 Configuration File (php.ini) Path は/etc/php/7.4/fpm/php.iniの値を表示させます。
Nginxの場合は、以下のコマンドでサービスを再起動しましょう。
sudo systemctl restart php7.4-fpm.service # サービス名は任意apacheの場合
sudo systemctl restart httpd