UNIXには、ファイルディスクリプタというものがあり、 プロセスとそれが使用するファイルとを結びつけています。 何かプログラムがファイルを作成して書き込みを行う場合など、 プロセスはファイルディスクリプタを使って対象となるファイルへアクセスします。
| ファイルディスクリプタの番号 | 意味 |
|---|---|
| 0 | 標準入力(普通はキーボードからの入力) |
| 1 | 標準出力(普通は端末画面への出力) |
| 2 | 標準エラー(普通は端末画面への出力 |
| リダイレクション例 | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|
| >file | 標準出力をfileといるファイルに書く | 1>file |
| >>file | 標準出力をfileというファイルに追加書きする | 1>>file |
| >&m | 標準出力をm番のファイルディスクリプタに書く | 1>&m |
| >&- | 標準出力をクローズする | 1>&- |
| <file | 標準入力をfileというファイルから読み込む | 0<file |
| <&m | 標準入力をm番のファイルディスクリプタから読み込む | 0<&m |
| <&- | 標準入力をクローズする | 0<&- |
| <<word | 標準入力をヒアドキュメントから読み込む | 0<<word |