2021-02-18
nginxでは、apacheのVirtualhostと同じ様に、
1つのサーバー内で複数のサーバがあるように見せる設定 が可能です。
基本的には、httpディレクティブの中に複数のserverディレクティブを記述すればOKです。
複数のサイト管理する際には、サイトごとにファイルを分けたほうがよいです。
デフォルトのserverディレクティブ設定について
Nginxをインストールした際、デフォルトでserverディレクティブの設定が行われています。
Nginxのメイン設定ファイルは/etc/nginx/nginx.conf
です。
このnginx.conf
内では、httpブロック内でinclude/etc/nginx/sitesenabled/*;
をインクルードしています。
このsitesenabled
は、sites-available/default
のシンボリックリンクとなっています。
/etc/nginx/sites-available/default
内にserver
ブロックの設定が記載されています。
ここのserver_name
の箇所に追記することもできますが、
serverディレクティブに記載する場合、
default
バーチャルホストを設定する別ファイルに追記するほうが管理が楽なため、
default
は利用しません。
/var/www/html/
の下に公開するディレクトリを作成していきます。
index.html
には適当に文字を記述します。
インストール時の設定でデフォルトで読み込まれる
/etc/nginx/sites-available/default
内で、Virtual Hostを設定する場合の説明が書いてあります。
sites-available/
の下にサイトごとのファイルを設定ファイルを作成し、
sites-enabled/
の下にシンボリックリンクを作成しましょう。
ちなみに、sites-enabled
は/etc/nginx/nginx.conf
でincludeされています。